Meet Again解説。



 

■Meet again■


そんなわけでゲスト本の裏話。っていうかかないろパートの部分くらいしかないんだけど。

『依存関係』の時、決まってから締め切りまで一ヶ月の期間でひぃひぃ言ってたんですがそれを大きく上回りました。一週間。
ありえないと思った自分の中で!!!(そして今後きっとありえない)
決まったのが7月末。島野理緒氏は夏コミ原稿を終わらせ、出たばかりの『Meet again』ジャケットにときめき、かないろはかないろで注文したNEXTのDVDが来たので見直して、リナがかわいい!リナがー!!!!とときめいたのがぶつかったのがきっかけです(笑)
この勢いならこの期間の短さでもいける!と思っちゃったんで。で実際できた。わあああ(いまだに信じられないのでかないろの中で島野理緒ミラクル本)
8月上旬はずっとこれにかかりっきりでした。といいつついろいろほかにもやっていたんだけど(夏コミの梱包とか)

せっかくだから2人とも指輪話?とも思ってたんですが、彼女がどんなときめく指輪話書くか気になっちゃって気になっちゃって仕方なかったので(爆)かないろはあえて初心に戻り、NEXTネタというか8巻後を選びました。
Meet againをなんか辞書でひいたらMeetに、『壁にぶつかって切り抜ける』みたいな意味を見つけて、ああ、8巻後かな、とすんなり。
かないろの中で8巻後〜9巻はなんとなくガウリナぎくしゃくしててほしいんですよー。特にリナ側。
自覚した直後って距離感わかんなくてどうしていいのかわかんなくてじたばたしそうだなあって。ガウリイはガウリイで、自分のいない間に何かあったのかって気にかかるけど聞けない雰囲気でどうしようみたいな。
なので曲を聴いて、なんとなく曲のイメージで(ほんのちょっとだけね)&、辞書の『Meet again』な感じ、として書きました。
ちょこっと『いばらみち』の初々しさがまだ残った書き方だね。
でも実際意識したのはそれこそ『依存関係』。同じ状況でのゲストだし、ということであのベクトル系にしようと思って。
そして『依存関係』では第2部後だから、リナがきっちり自覚していて、その気持ちを認めていて、でも隠すって決めてて、でも15巻のせいで感情が緩んでて、どうしようって状態。
なのでその時間枠前で、自覚しちゃったけど、認めない、隠す。隠さなきゃ、でもどうやって?な状態。
書き方としては似ていて、それこそ『再び』って感じなんですが全然やっぱり違うのでそこを気をつけ。そしてそれが楽しかったです。こーゆーリナのちょっとした成長過程を書くのが大好きです(母親かあたしは)。

今回の装丁はあたしの希望とかじゃなくてすべて島野理緒氏にまかせました。『依存関係』はかなりあたしの意見とりいれた作り方していただいたんですが、今回は本当純粋ゲスト。書く以外何もしてません。
書いて提出後、今更ながらでかないろも指輪エピソード話思いついて殴り書いたんですが(そして彼女にはおまけで送った)でもやっぱり『Meet again』としては私側としてはあの話が正解だったなあと全体を見て思いました。バランスが。
そのおまけ話はー・・・・まあなんかの形でいつかどっかに公開したいなあとは思ってます。みんなが指輪ネタ忘れた頃にね!(笑)(後日談:おまけ部屋にUPしました)
いろんなものに再びな本でした。お呼ばれ感謝。