『Baby Blue』、裏解説。



 

■Baby Blue■


裏話ー。この話あとがき設けなかったしね。

いばらみちの補巻である『Pink Rose Route』を出すだけだとさびしいねってことで何か書く、というのは決めてたんですが、
本当ぎりぎりまで何も思い浮かんでいませんでした。
ただ、いばら系は赤のインク表紙なわけで、バランスとるためにも青系かあと思ったときにすぐ空が浮かんで。
コッコの『Happy ending』を聴いて、『Baby Blue』ってタイトルで書きたいなあと思いこの話に。
タイトルからできる本、というのは『野辺〜』に引き続きですな。
コッコの方では読み方ベイビーブルーなんですが、この本ではベビーブルーに。いや、そのがかわいいかなと。

で、相変わらず辞書だのひきまして、『Baby』に『子供、幼い』『愛しい』の意味があるのと、『Blue』に『青』『未熟』『憂鬱』の意味があるのを確かめて。
ベビーブルーがすごく色薄くて、砂漠地帯とかこんな色なんじゃなかろうか空、と思ったらするするとガウリイ郷里からめたものという方向に。
『子供のころのガウリイ』『今も子供なガウリイ』『子供かかえたガウリイ』の短編3本でお届けしようかなーと初期は思っていたんですが、
ぐりから日記を見ていた人はわかるように、執筆にかかるのがかなり遅くぎりぎりでした(爆)
で、真ん中のみでプロローグ・エピローグつける方が軽くて楽かなーと思いながら書いたらほんの数日で文章は書きあがってしまったというお話。

一部でも書いたんですが、おまけ部屋の『恋人になるための10title』お題文章たちの設定で書いてました。
時間枠としては1話目と2話目の間とかちょっと2話目かぶってるとかです。
お題3話目の『優柔不断』をこの本にいれたらバランスよくなりそうだなーと思ったんですが
(あれも子供なガウリイだから)、ページ数が意外と入れないでも多くて、これ以上になると100円じゃすまなくなって軽さが半減しちゃう、ということで断念し入れるのをやめました。
なので見てない方で見たい方はおまけ部屋までお越しください(爆)※2009/11/22オフラインで改訂販売いたしましたのでそちらでも見られます。

時々こういう無性にリナのが大人っぽい感じの子供ガウリイが書きたくなります。攻めリナです(爆)

コピー本は装丁がやっぱり最強です。エレメントQ!!
ずっとこの紙を表紙にしてみたかったのですが、なかなかこれを表紙にできる印刷会社で気に入ったところがなく、コピー本でやるしかないなあ思っていたのでした。
『−ねむ』に使おうと思っていたのよ。本当は。
中の遊び紙キュリアスもコピーでないとできないし!(高い紙過ぎて)
あと本文用紙は今まで使っていたものがなくなったので、コミケで買った専門の書籍用紙使用しました。
この方が厚みとか印刷が綺麗な気がします。やっぱりね。

ちなみに日記で書いた、裏表紙に致命的なミスがある、というのが何かみなさんはわかりましたか?
売り子部のうちの後輩たち部下Dはあっさり当て、Sは言うまで気づきませんでした。(爆)
えっと、正解は、本来発行Coloring Leafで、発売がカラリスです。そこが逆の表記になってます。
Coloring Leafが全部小文字だったーってところに着目されたかたもいたよう。すいませんごめんなさいそれはあんまし気にしてませんでした(爆)
確かにColoring Leafが正しい表記です。
発行=作った団体、発売=売る団体、なので完全に間違ってるのはこちらなのですよ。カラリスのスペースで売らせてもらってるのだもの。
いやカラリスメンバーが誰も気にしないからよかったものの(爆)
CLBNは前回から使っているカラリス上でのナンバーなので間違ってません。ISBNのパロディなんで大丈夫よ?(爆)
2007年一月からISBNが13桁になりましたのでそれにともないCLBNも13桁にしときました。小ネタ。

午後まであたし駆けつけるまでそこそこ残るんじゃん?と思っていたのにこれが一番になくなったというのが驚きでした。
おそるべきガウリナ100円。(爆)
なくなった後、再販ないんですかー!?という問いもあったらしくてあらあらあら。
ごめんなさい特に考えてません(というか売る機会ももうなさそうだし)。
まあオンリーイベントがあったらまた!とりあえずそれまでは、また今度こそ今年こそHPに文章費やします。